【寄稿連載】女性の結婚願望は20代と30代でここまで違う

少子化や晩婚化が叫ばれる現代ですが、それに反して結婚を望む男女はとても多いのが実情です。需要と供給のバランスがおかしい状況が続いていることの原因には、主に不景気が関わっているのではないかと言われています。

しかし実際のところよく調べてみると、結婚しない、またはできない男女が多い理由は、経済状況以外にも様々なものがあるようです。今回はその理由の一つと考えられる、女性の年齢と結婚観の変化についてお伝えしたいと思います。

内閣府の調査結果で分かる驚愕の数字

女性の年齢と結婚観の関係については、内閣府が公開している調査結果が大変参考になります。

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)

特にこちらの意識調査報告、その中でもQ33「あなたが現在結婚していない理由を教えてください」の回答結果「まだ若すぎるから」部分に注目してください。

回答結果には20代の女性の31.6%は「まだ若すぎるから」結婚していないと回答しており、対して30代の女性は「まだ若すぎるから」結婚していないと回答する人が0%だったと書かれています。

報告書の結果内容の全体を見てみればわかることですが、選択式の回答結果で0%が出るのは稀なことです。この結果を見て分かることは、「女性の結婚願望は20代と30代でまったく違うものになる」ということでしょう。

もちろんこの結果は20代前半と後半で厳密に分けて集計された結果ではないため、20代の内訳まで詳細にはわかりません。ただ、この結果だけを見てもいかに女性が20代であるということに安心していて、30代になってから強い危機感を持つようになっているのかが分かります。

しかしこの結果を見て「20代の頃から女性は婚活に必死になるべき!」などと言うのはまた違うでしょう。同じように「女性は30代になってからの婚活では遅すぎる!」などと言うのもおかしな話です。

年齢にシビアすぎるかも?

そういったネガティブな考えよりも注目すべき点は、「女性は年代に対してシビアすぎるかもしれない」ということです。男性の場合も同じ質問結果が42.1%と1.3%なので、女性と同じくらいの結果とはなっていますが、それにしても女性は20代と30代の境目を強く意識しすぎているのではないでしょうか。

結婚は男女共に一生涯を左右する大きなイベントだからこそ、そのために必死になってしまうのはよく分かります。しかし必死になりすぎたあまりストレスを抱え込みすぎたり、自分が何を望んでいるのかわからなくなってしまっては本末転倒です。

今回ご紹介した20代と30代の女性の意識の違いを知って「早く結婚しないとマズイ!」などと焦るよりも、「焦ってばかりでは他の婚活している人と同じだな」と考えた方がいいでしょう。

基本的に人と人とが出会って、この人と長く付き合いたいか否かを決定する際は、人それぞれの考え方や個性の違いが左右します。なので周りの人と同じ考えと行動ばかりとっていて、しかも必死さが伝わって来る女性はさらに婚活では苦労する日々を送ることになるでしょう。

むしろ自分は自分と割り切ってマイペースでも婚活を続け、最終的には素敵な男性と新たな結婚生活を始めることがもっとも大切なことではないでしょうか。

 

著者:今克敏
長年結婚や婚活に関わる仕事・お手伝いを続けてきた筆者による、未婚男女のための調査情報まとめ。シンプルに役立つ調査結果をお伝えしていけるように努めます。

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